経験が活かせる

他の分野の仕事に就かれていた社会人の方が入学し資格を取得するする際には、今までの経験が活かせる場面が多くあります。具体的には以下の3点が役立ちます。一つ目は職場という組織で働いた経験。2つ目は他の職員とのコミュニケーション力。そして3つ目は事務作業など『読む』『書く』力とパソコンの技術です。まずは職場で働いた経験です。現在は医療機関には10数名~数10名のリハビリ専門職が勤務する職場が多くなりました。福祉機関でも他の職種の方と合わせ10数名~の職場が勤務先となります。我々の『技術そのもの』は職人さんに近い形で自己研鑽と新たな技術の習得を行う事となりますが、『給料をもらう仕事』に関しては組織で行動する事になります。この時に生きてくるのが組織で働いた経験です。新卒の学生さんとは大きな経験の差として職場で期待される事でしょう。

次に2つ目のコミュニケーション力です。1つ目にも近い内容ですが、私たち専門職は1人1人では現在求められる医療福祉のサービスには対応できません。複数の職種が集まった『チーム医療』という形で仕事に取り組みます。その時に社会人として基本的な『話す』『聞く』『相手と一緒に考える』事が身についている事は重要なことです。

そして最後に事務作業です。意外と思われるかもしれません。しかし、実際に就職すると、書類を書く作業が多いことが分かります。昔は書類もほとんどが手書きでしたが、現在は電子カルテなどの機器を用いているところがほとんどです。専門のソフトを取り入れていないところでも、文書はWord、収益はExcel、患者様、利用者様の情報はデータベースを用いていることが多いです。パソコンでの『読む』『書く』ができることは勤務先にとって即収益につながるかの大切な事でしょう。